感動の均整塾との出会い

僕が均整塾に入るきっかけになったのは自分の体調の不良でした。もともと会社員 で整体の分野とはかけ離れた仕事についていました。

そんな中で常々、もっと直接人の役に立てる仕事に就きたいと思っていたのですが、 自分に合ったものを見つけるなんて夢見事だと言い聞かせ、 とにかく目の前の仕 事を精一杯やる事だと考えていました。

しかし中間管理という立場にいたので会社側からの一方的な要望とパート従業員 からの不平不満などの板挟みにあいながら業務をこなすというのは、自分にとって は精神的にも肉体的にも大変辛いものでした。

そんな日々を過ごしているうちに疲れもピークに達したのでしょうか、腰が痛くて しょうがなくなってしまったのです。

もともと腰には違和感があり、長時間車の運転を続けた時などは何とも言えない嫌 な感じがありました。それまでにも鍼灸院をはじめ、いろいろな整体院にも行きま したが、あまり効果は得られませんでした。

そんな折、妻の腱鞘炎を治していただいた事のある名古屋身体均整院を思い出し、 診ていただく事にしたのです。

実際に治療を受けてみると、全く強引な刺激は無く、何をされるのかという恐怖感 も無く、なんだか眠くなって来たと思った途端終わってしまいました。 その後、立石先生から僕の身体の歪みや痛みの原因の説明を受け、いろんな健康に 関する資料をいただいて帰りました。

家に着き車から降りて歩いた時に、自分の身体が今までに無くまっすぐに歩いて行 ける感覚に感動を覚えました。

その後、身体がだるくなり(整体では好転反応と言う)横になった途端眠り込んで しまいました。その夜は多量の寝汗をかいていました(整体でいう解毒作用)。

翌日には腰の痛みもおさまり、気診均整術の効き目を実感したのでした。

数日後、立石先生より頂いた資料を読んでいると「あなたも世の為、人の為になるやり がいをもちませんか!」という均整塾の案内が目に止まりました。

非常に興味をそそる内容だったのですが、実際のところ現実的に畑ちがいの仕事をして いましたし、人間の身体の事など全くと言っていいほど知識が無かったのですから、 とても自分には無理だろうと思ってしまったのでした。

しかし、時間が経つにつれ勉強してみたいという熱意がどんどん押さえられなくなり、 とにかく立石先生に相談する事にしたのでした。

期待と不安を抱きながら先生にお伺いしたところ、勉強は系統立てられてあるから誰でも 解るようになっているし、技術も先生自らがマンツーマンで教えて下さり、さらにそれを 仕事にする事も可能である。との事。

何よりも決定的なのは、それらカリキュラムを身につけながら精神的にも人格を向上させ て行く事をめざすという教育理念に非常に共感し、入塾を決意したのでした。

授業の内容としては、初めて目にする、耳にする事が多かったのですが、ユーモアを 交えながらの立石先生の講義は非常に親しみやすく、前向きに意欲の湧くようなカリキュ ラムが組まれてありました。

僕ははじめから開業を目指す考えでおりましたので、夫婦で授業に参加させていただ きました。その様なスタイルも先生は受け入れて下さり、とても良かった点だと思います。

授業を終えた後も授業を撮ったビデオを観ながら、妻と復習する事ができましたし、 妻の方が受け手側としての感覚を覚えていてくれたおかげで、先生とのやり方の比較が 出来たのです。結果的にも最高のパートナーがいてくれたおかげで開業する事ができた と感謝しております。

思い返せば、何に関しても堅苦しく考え、変に構えてしまい、完璧でないとふさぎ込ん でしまう様な自分の性格があるのですが、「天真爛漫」「ちょうどいい加減」という考えを 実践されておられる立石先生の指導には本当に元気づけられ、くじけそうになる度に 助けられてここまで来れたとつくづく思っております。

開業してからも尚一層の勉強が続いていますが、いつでも相談にのって下さる先生と 仲間がいてくれるので、とても心強いです。

これからも、情報を交換しあいながらやっていけるのが楽しみです。

是非、少しでも興味のある方、均整塾の門を叩いてみませんか? 今までに無い新しい世界がみえると思いますよ!!

加藤昌央