こころのあり方
私は幼少の頃よりアトピーで、ステロイドを使用し症状をおさえてきました。しかし西洋医学では対処療法でしかないと気づき、食を変えたり、サプリメントをとったり、温泉療法をしたり、試行錯誤して今まで過ごしてきました。
そんな時たまたま図書館で立石先生の師である方が執筆された本に私の手はすいよせられページをめくったところ、今の自分の考え方や想いにとても合っていて、アトピーを治すにはこれしかない、それよりこれからの世の中にこの「氣心均整術」は必要だと強く感じました。
それから患者として立石先生の治療を受け始めました。治療を受けてますます「氣心均整術」の魅力を感じ、学んでみたいという想いが湧き上がってきて入塾を決めました。不安と期待でのスタートでしたが、先生は2児の子供がいる私の都合に合わせた塾の時間をとって下さりマンツーマンで教えて下さいました。時には他の塾生と合同で行う事もあり、それはそれでお互いに多くの気づきや発見がありとても充実したものとなりました。
塾では均整術や整体など技術はもちろんですが、私が一番勉強になったのは「心」の問題です。今までの人生で私は「心」にあまり意識した事がありませんでした。「病は気から」と昔から言われますが、先生の教えも同じで、病気はその人の潜在意識が作っているもので、本人の悪い暗示をいい暗示にする事、そして治療は施術者が治すのではなくその人の自然治癒力を引き出す事だと教えてくださいました。
私は今までの人生でこれといった特技もなく自己嫌悪に陥る事も多かったのですが先生は、今までやってきた事、現在の事、とにかく無駄な事はひとつもない全てにおいて意味があるものだと教えて下さりとても勇気づけられました。また日常生活の出来事をどのように捉えるかで家族や友人、仕事など全てにおいて変わる。人に感謝する気持ちを大事にする、全ての原因は自分にあるなど、今までの自分の考えがいかに浅はかだった事にきづかせてもらえました。先生の教えは、技術だけでなく人としても成長できる素晴らしいものでした。
塾は一通り終えましたが、現在も一週間に一回は先生の治療を見せてもらったり、苦手な所を特訓したり勉強させてもらっています。まだまだ未熟ですが、少しでも早く開業して、世のため人のためそして何より自分自身の成長のために頑張っていきたいと思います。